M1Macにnumpy | matplotlib | pandasをインストール-ICHIKEN@エンジニアキャンパーのバエないアメリカ生活

こんにちはイチケンです。

Pythonで仮想通貨自動取引を始めようと思い、手始めにアルゴリズム確認用シミュレータをM1MacのPythonで作ろうとしたらいきなりハマりました。

予想外だったのがpandasがM1Macにpipインストールできなかったこと。最終的にはインストールに成功したのでそのやり方を共有します。

この記事でわかること

M1 MacのPython仮想環境に以下のメジャーなライブラリをインストールする方法がわかります。

まず前提条件となる私の環境です。仮想環境はvenv、フォルダ名はtrade_pubで作成してます。

まずはpip3をアップグレードします。

pip3 install --upgrade pip

numpyは最近pipインストールできるようになりましたので、ややこしいことはとくにありません。

VSCodeの仮想環境ターミナルでコマンド実行するだけです。

pip3 install numpy

ライブラリを一個Homebrewで入れるだけでOKでした。参考はこちら。

Homebrewでlibjpegをインストールします。Macのターミナルでインストールしました。

brew install libjpeg

その後matplotlibをpipインストールします。以前はpillowを別にインストールする必要があったようですが、今はpipで一緒にインストールしてくれます。Warning等出ますがインストールは完了して使えます。

pip3 install matplotlib

pandasもpipインストールできるようになりました。あざっす！

pip3 install pandas

そのままpipでインストールするとバージョンを下げながら自動トライして最終的に失敗します。最終的にgitからクローンしてインストールでいけました。

~~まずはcythonをインストール。~~

pip3 install cython

gitからダウンロード後、そのフォルダに移動してインストールします。

git clone https://github.com/pandas-dev/pandas.git
cd pandas
python setup.py install

~~warningだらけでしたが今の所使用上の問題はありません。~~

いかがでしたか？

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。まさかAppleシリコンの弊害がこんなとこに出るとは思っていませんでした。迅速に対応していただいてるコントリビュータの皆さんに感謝。

必要なメジャーライブラリはインストールできたので、次回はボラティリティ設定に従って1年分の通貨相場をシミュレーション出力していきたいと思います。