アメリカ生活には車が欠かせませんよね。しかし車検など整備の強制イベントがなく基本自己責任です。
整備を怠って、せっかくの旅行中にトラブル、なんていうのは絶対避けたいですよね。人っこ一人通らないような砂漠の真ん中で身動き取れなくなったらそれこそ命に関わります。
そこで今回は整備の基本中の基本、タイヤの空気の入れ方を紹介させていただきます。
というより同僚が、空気入れたことない、と言ってたり、妻が使い方わからず空気抜いてきちゃったりで、その説明用ですね。
パンクを防ぐためにも適切な空気圧を維持しましょう!
簡単なタイプのほうのタイヤ空気入れの見つけ方と入れ方がわかります。
空気入れの種類
大きく分けて2種類が設置されています。アナログタイプ
圧のアナログゲージがニョキニョキ生えてくるタイプです。少し扱いにくいです。デジタルタイプ
設定した圧まで自動的に入れてくれるタイプです。デジタルタイプの方が扱いが簡単ですから、今回はこちらの探し方と使い方を紹介します。
XactAir 紹介する空気入れ
外観
このような見た目です。大体こんな感じです。
設置場所
意外と目立たない隅っこの方とかに置かれていたりしますので注意が必要です。上の写真の引きです。もうちょっと目立つようにしても良いのでは、と思うくらいポツンと置かれています。
探し方
Googleで「 xact air near me 」と検索すると近くにあるXactAirのマップを見ることができます。どこにあるか把握できていない場合は地味に便利です。
料金
今のところ$1.25 ~ $2.0までを見たことがあります。設置場所によって異なります。
支払い方法
コインかカードです。クレジットが使えるのはとても便利です。クオーターを2ドル分なんて大抵持っていません。
ただし時々カードを読み取ってくれなかったり、壊れてて動かなかったくせにお金だけは後からしっかりとってとくることがあるので注意が必要です。
トラブル時の返金方法は後述します。たかが2ドル、されど2ドルです。
事前準備
バルブキャップを外す
支払いが完了するとすぐスタートしてしまいます。機器ごとかもしれませんが大体5分で止まります。
したがって支払う前にまずはタイヤのバルブキャップを外しておくべきです。無くさないように気をつけてください。手が汚れるので気になる人は手袋をするか布か何かを使いましょう。
狙いの空気圧確認
これも先に確認しておきましょう。たいてい運転席の扉を開けると前後のタイヤの標準空気圧が記載されています。
私の車の場合は前後ともに33PSIです。スペアタイヤの圧も表示されているので勘違いしないように注意してください。
タイヤの最大圧を確認
念のため最大圧を確認しておきましょう。見えにくいですが写真のようにタイヤに書かれています。私のタイヤの場合は51PSIですね。XactAir使用方法
支払い
今回はクレジットのICチップ差し込みで支払いました。
この機器の場合はタッチ決済対応の表示があるので今度Apple Payを試して結果報告したいと思います。ガソスタではそこそこの頻度でタッチ決済失敗するので、ついつい無意識に毎回差し込んじゃってます。
Card Approved表示で支払い完了です。カードを抜いてください。
注意:支払いが否認され完了しないことがあります。その状態だともちろん空気が入りません。(コンプレッサー音が出ず静かなまま)
妻が初めてやった時は、動いているかどうか分からずに逆に空気を抜いてきてしまったというプチ事件が起きました。未動作状態でバルブに差し込むと空気が抜けます。
狙いの空気圧設定
温度とか走ってきた距離とか細かいこと言い出すと色々ありますが、基本は推奨通りで良いです。
私は乗り心地より燃費重視(比較検証したことはないですが…)のため、推奨より10%程度高めの37PSIで入れています。あまり頻繁に空気を入れたくない人にも高めをお勧めします。圧が低くなるとパンクしやすくなるからです。
確認した推奨圧(±好みのPSI)に設定します。機械のデフォルトは32PSIです。
空気を入れる
機械の横にあるホースの先端をバルブに差し込みます。ちゃんと差し込むと「シュコー、シュコー」ていう音が聞こえて空気が入り、現在の圧が液晶に表示されます。
設定圧に到達すると「ピッピッピ」というので他のタイヤに移りましょう。
バルブを閉める
最初に取り外したバルブをしっかり閉めます。空気を入れる手順は以上です。
トラブル対処
機械の側面に電話番号と機械番号が書かれています。もし正しく動作しなかった場合は、クレジットカードを手元に用意し電話をかけましょう。その場では支払いが成立しているかわからないケースもあるので、電話番号と機械番号の表示を写真に撮るなどしておくと後で手間が減ります。
英語でしかも電話でクレームしなければならないハードルはありますが、そもそも日本と違いミスを前提としているアメリカですので気軽にクレームすれば良いと思います。
ちなみに私の場合、自動支払いキャンセルが何回かあります。確証はありませんが、電話対応を減らすために自動的にキャンセル処理しているなどの可能性があります。または複数の請求をクレジットカード会社が弾いているか。
機械の不具合で空気を入れれなくて、近くにある別のXactAirに移動して空気を入れましたが、1回目の支払いは自動キャンセルされ2回目分しか請求されなかったことがあります。
最後に
いかがだったでしょうか。
皆さんの快適なアメリカ生活のお役に立てれば幸いです。何かご質問があればコメント欄か連絡フォームからお気軽にお問い合わせください。
0 件のコメント:
コメントを投稿