Echo Show 15を1ヶ月使ってみたレビュー|おすすめやできることできないこと

2022/02/18

Amazon EchoShow15 IoT ガジェット

Echo Show 15のレビュー

こんにちはICHIKENです。

今回は、Echo Show 15を1ヶ月使ってみてわかった、できることやできないことをレビューします。購入の参考になれば幸いです。

Echo Show 15とは

Echo Show 15は、Amazonが提供している15.6インチフルHD(1080p)を搭載したAlexa搭載のスマートスピーカーです。

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Amazonからこれまで発売されているスマートディスプレイ史上最大のサイズになります。美しい額縁のようなディスプレイはこれまでのスマートディスプレイと比べてガジェット感がなくなり、より理想的なスマートホームのデバイスとして仕上がっています。ちょうどデジタルフォトフレームを検討しており、Echo Show 15の美しい佇まいに一目惚れ、即ポチでした。

同梱内容

本体、ちょっと大きめの電源アダプタ&ケーブル、壁掛け用マウント、アンカー、ネジ、壁掛け用の位置合わせテンプレート、クイックスタートガイドが含まれています。

Echo Show 15の開封

卓上スタンドが別売りであることに注意が必要です。また日本のスタンドはアメリカとは別のものを発売予定と写真に書かれていますね。

個人的には壁掛けマウントではなくスタンドを同梱してほしかったですね。壁掛けはスマートホームの環境にかなりこだわりがある人等に限られると思います。またアダプタが大きすぎて背面に格納できないため、配線とアダプタを隠すには壁に穴を開けてこれまた別売りのホルダーを取り付ける必要があります。

卓上スタンドを取り付けた状態の背面はこんな感じです。

Echo Show 15の背面
  • 壁掛けキットは同梱。
  • 卓上スタンドは別売り。

設置

Echo Show 15は縦置きと横置きに対応しています。

我が家では縦置きを採用しました。理由は簡単。縦のほうがよりガジェット感が減り、スマート感を演出してくれると感じたからです。これに関しては個人の好みでしょうね。

注意が必要なのは、専用Tilt Stand(別売)は簡単には方向を変えることができないということです。普段縦で動画を見るときだけ横にする、といった使い方がしたい場合は専用Tilt and Swivel Standがおすすめです。

Tilt Standを米Amazon.comで見てみる

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ちなみに、動画を見るなら横置き一択です。縦だと全く画面を有効活用できず上下に大量の空きスペースができてしまします。

  • 動画を見るなら絶対横置き。
  • スマートさ重視なら縦置き。(好みによる)

Echo Show 15でできることできないこと

では一ヶ月使って分かった、Echo Show 15にできること、できないことを紹介していきます。

スマートなフォトフレームとしての活用

まずは大型ディスプレイと美しいフレームを最大限活用したフォトフレーム。これがやりたくて買ったといっても過言ではありません。

できること

表示する写真や画像は以下から選択できます。風景写真やアートはプリインストールされています。

Echo Show 15の写真の選択肢

縦横比が合わない写真は、スマートクロッピングをONにすることで自動的に切り取りを判断してくれます。ただし完璧ではないので、一番端っこにいがちなお父さんなんかは悲しいことに切り落とされる可能性大。なお全部強制的にクロッピングする選択肢もあります。

Echo Show 15のフォトのクロッピング設定

大画面と美しいフレームによって、家族写真や風景写真がアートのようになって、かなりいい感じです。

Echo Show 15の大画面表示される風景写真

写真だけを表示するフォトフレーム機能もあります。写真をよりダイナミックに楽しめるだけでなく、来客時にちょっと情報を表示したくないなってときにも使えます。

Echo Show 15のフォトフレーム機能で写真を全画面表示

家族のファーストインプレッションは、「イケてるレストランかよ!」でしたので、その見た目の美しさと先進性は間違いありませんね(笑)これにYelpなどの予約システムウィジェットが付けばアメリカのレストランで超普及しそう。

とにかく今までのスマートホームデバイスとは一線を画す美しさと大きさは圧巻です。部屋の雰囲気がガラっと変わりますよ。

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できないこと

iCloudやGoogle Photoの連携はありません。普段これらをメインで使っているため、そこは残念ポイントですね。

とはいうものの、すでにお気に入りアルバムがあれば選択してアップロードするだけですので大した手間ではありません。私は表示したい写真を厳選してAmazon Photosに200枚程度アップして使っています。使いだして気づいたのですがAmazon Photosも場所や日付で自動グルーピングする機能があるので、もっと雑にアップしても問題なさそうです。

  • 大型ディスプレイを活用したダイナミックなフォトフレーム
  • Google PhotoやiCloudとの連携は無い

カレンダー連携でスマートに予定を共有

できること

カレンダーを連携することで家族の情報ハブに早変わりします。連携できるカレンダーはGoogle、Microsoft、iCloudです。

Echo Show 15と連携できるカレンダー

カレンダーウィジェットは今のところ大小2種類あります。

我が家ではiCloudで共有しているカレンダーを表示するようにしています。スマホを開かなくても家族の予定をひと目で確認できるのは思いのほか便利です。特に家事中などで手が使えないときは最強ですね。例えば小さい方のウィジェットだとこんな感じになります。

Echo Show 15のスマートホームウィジェット

大きいウィジェットだとこのように一行まるまるカレンダーになります。

Echo Show 15のカレンダーウィジェット大

家族ごとにカレンダーを連携し、Visual IDで個人ごとに表示を切り替えることもできるようですが、そもそも家族全員の予定を確認するためのハブとして使用していますので個別切り替えはしていません。

できないこと

カレンダーのカスタマイズは全くできません。設定可能項目は今のところ、表示するカレンダーの選択と、予定の読み上げ設定のみです。

ウィジェット背景や文字色などは変更できません。

  • Google、Microsoft、iCloudのカレンダーと連携可能。
  • 細かい見た目の調整などはできない。

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スマートホームのハブ

できること

多数あるウィジェットにはスマートホーム用のものも用意されており、スマートホームのメインインターフェースとして活躍できます。

これ自体を頻繁に操作することはないのですが、音声またはスマホアプリ経由だけだと気づかないようなちょっとした消し忘れの気づきなどに役立っています。

Echo Show 15のスマートホームウィジェット

フォトフレームとスマートホームハブが共存できるのがこのEcho Show 15の強みですね。

なおその他のウィジェットは以下の写真のとおりです。

Echo Show 15のウィジェット一覧
Echo Show 15のウィジェット一覧

いまのところサードパーティーはcookpadだけですのでこれからに期待ですかね。

できないこと

残念ながらZigbee非対応です。これは中途半端としか言いようがありません。Echo Show 10は対応しているのになぜ非対応にしたのか。

スマートホームのメインとなる存在感なんですから、最低限スマートホームの通信規格には対応してほしかったですね。我が家ではいくつかのデバイスがZigbeeを使っているため、Echo Plusを手放すことができませんでした。現在リビングにEcho PlusとEcho Show 15の二台を設置して使っています。両方反応すると鬱陶しいのでEcho Plusは呼び名を変更し、メインをEcho Showにしています。ちなみに音楽を両方のデバイスから流すとなかなかの空間サラウンドでいい感じです。ただしスマホから両方へ同時に音楽を流すことはできるのですが、Echo Showからだとできません。なんでやねん...

少し脱線しましたがZigbeeに関しては、デバイスへの接続にWiFiしか使用していない人には影響はありません。

  • スマートホームのインターフェースとして活躍できる。
  • Zigbee非対応のためEcho Plusは手放せない。

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良くない点

1ヶ月使って既にEcho Show 15は無くてはならないデバイスになっています。しかしいくつか不満な点はあります。

動作が不安定なことがある

この1ヶ月でいくつか不安定な動作に出くわしています。

カメラが人を認識しなくなり省電モードで画面が暗転するようになってしまったことがありました。これは再起動で解消して今の所再発はしていません。

天気予報のウィジェットが表示されなくなりグルグル読込中のままになってしまいました。ウィジェットを削除して設置しなおすことで解消しました。

とはいえこれらの不具合は次第に改善され安定すると思いますので、大した問題ではありません。

カスタマイズ性の欠如

Visual IDでコンテンツをパーソナライズできるのは素晴らしいのですが、全体の青テーマを変更する手段は今の所ありません。うちは青で不満はありませんが、色を変えたい人いますよね、絶対。

ウィジェットも配置を変更できる程度でカスタマイズはほぼできません。

このあたりは今後のアップデートに期待ですね。

結局Echo Show 15はオススメなのか?

大型のデジタルフォトフレームを検討しており、スマートホームをAlexaで構築している人には強烈に刺さるデバイスなのは間違いありません。これ以上のオススメは無いといっていいでしょう。いくつか不満点はありますが、それ以上に、買ってよかったと思っています。不満点は基本ソフト部分のため、徐々に改善されていくでしょう。

アートの額縁のような美しい佇まいにスマートホームの機能を備え、従来のガジェット感強めのデバイスからより洗練されたデザインに進化した、次世代のスマートホームハブと言えます。Echo Show 15でよりスマートな生活を実現してみませんか?

  • デジタルフォトフレームを探していてAlexaユーザならこれ一択。
  • 従来のスマートホームデバイスとは異なる素晴らしいデザイン性。
  • ダイナミックなフォトフレームと共存するスマートホーム機能。

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リビングに設置したEcho Show 15

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